本日、北陸地方の梅雨明けが宣言されました。が、そこまでまとまった雨が続いていたわけでなくいつが梅雨だったのかわかりませんでした。洗濯ものを干すにはいいんですけどね。この気象が今年限定なのか、これから先ずっとこうなのか。「異常気象」が異常じゃなく通常となってしまうとその時の「異常気象」はどんなものなのか。でも人は、そして地球に住む生きとし生けるものは変化しながら体を慣らして少しずつ対応してゆくのでしょう。それができて生き残れるのでしょう。 ある化学番組でDNAのコピーと細胞分裂による遺伝子の情報伝達を説明していました。基本遺伝子情報を100%完璧にコピーして子孫に伝えてゆきます。ずっと完璧に伝達できていたら極端な話地球上に命が生まれたころの生物が現在にも生きているかも、人間なんていなかったかもしれません。でもこの地球で起こる外的な要因、噴火によって空気中の二酸化炭素の濃度が変わるとか隕石が落ちてきて太陽光中の紫外線がどうかなるとか、さまざまな自然における変化が刺激となり、その時遺伝子の100%コピーにちょっと失敗し、親とはちょっと違うタイプのこどもが生まれるということが起こります。案外その子が新しい自然環境に対応できたりして子孫を残していくこともあります。その数万年以上に及ぶ環境への変化への対応の繰り返しにより現在のすべての生物が存在することになりました。ダーウィンの進化論ではありませんが、いかに環境に対応できるか自分も環境に合わせて自分らしく変化できるか、は重要なようです。命にかかわるだけでなく、普段生きていくのにとっても重要なようです。
大げさな文章になりましたが、まだ6月なのにいきなり暑くなりすぎてしんどい、早くこの暑さに体を慣らさなくちゃと思う今日の状態のお話しでした。
業務を拡張すべく、工場での製造工を募集します。詳細はハローワークを訪ねていただけると良いのですが、ここでもご案内。店舗用フロントサッシ、ビル用サッシを製造しています。コンビニでもドラッグストア、ホームセンター、ショッピングセンター給食センター特別養護老人ホームなどなど、ありとあらゆる建物には当たり前ですが出入り口があって、ウィンドウ部分もあって、それは店舗ごとにすべて違いますから一つ一つがオーダーメイド。アルミニウム製建具と呼ばれ枠を弊社で製作し、ガラス屋さんが硝子を入れてドアが完成します。 先輩社員さんもほとんどが全くの未経験で入社して技術を身に着けていっていますので初めての方でも大丈夫。皆が丁寧に指導してくれます。なにせ明るくコミュニケーションの取れたチームですから、あるときは楽しく又あるときは厳しく、互いに切磋琢磨しながら成長できますよ。労働条件、例えば「有給が取りにくい」などの雰囲気はありません。が、きちんと業務に支障がないよう、そこは先輩を見習っていってほしいところですね。
全国からオーダーをいただき、またその製造工程を他県の工場責任者の方が見学に来られたりもします。小さな町工場ではありますがだからこそ小回りが利き、先端技術があったりします。 一緒に、サッシつくりませんか!
今、新たな職場を求めている中でもしこのページを見てくれている方がいたら、どうもありがとうございます。売り手市場の現在、弊社も工場作業工や営業マン、設計、現場管理者を求めているところです。広々として綺麗な事務所、明るく挨拶してくれる従業員たち、評価高いんですよ、とPR(笑)。
実は来月ひとりの青年が創作活動に新たな人生をぶつけてみたいとサンエムを退職していきます。随分と思い切ったことを! もちろん会社としては大きな痛手ですが彼の人生が大きく広がることに期待大です。社員で送る会も開催します。 15年ほど前になりますが県外出身者でいつかは家業の家具製造会社を継承しなければならない。それまでにもっと視野を広げたいと言って入社を希望した青年がいました。アルミサッシ製作も経験を重ねていくうちにその技術が向上するのですから、会社としては「おお!技術が身についてきたね!!」のタイミングで会社を離れてしまうことが見えているわけです。でも、彼を迎えました。その勉強熱心なところ、型にはまらない発想力、器用さ。色々な面で社内に大きな影響を与えてくれたのです。2年ほど在籍して実家に帰ってゆきました。もちろん盛大な送別会をして。その後は彼の結婚式に招待してくれました。今でも近くの町に行くと訪ねてくれます。たまに相談もしてくれたりします。
会社に勤めるということ。それは単に従業員として時間から時間を過ごし対価として給料をもらう、経営者は給料を払う。それだけの関係ではないと思っています。少なくとも人生の中で自分の生活を作り上げていくのに縁あってサンエムで仕事をすることにした社員さんたち、皆さんの働きでサンエムは成り立ってる、お互いの思いが一致してやりがいと幸せを感じられる関係。 ご縁があるといいなあ。
4月になりました。ここ福井でもあちこちから桜の便りが届いています。街が破壊されここそこに遺体が転がっている事態に襲われている国があることなど何も知らないかのように。 「国」とは何なのでしょう。土地、歴史、産業文化、そこに暮らす人々。少なくとも私自身の命は私自身のものであり、例えば首相のものでも誰の所有物でもありません。誰かの一方的な思惑で好き勝手に奪われて構わないはずはありません。また、戦場に送りこまれた兵士たち一人一人も本来誰かに対しそんなことをできる人間ではなかったと思うのです。すべてが異常事態。将来的に自分の国で平和に暮らすために今は勝つまで戦う。戦争の経験のない自分には毎日目にする映像に、これが現実であることに衝撃を受ける日々です。自然の驚異とは全く違う「故意に起こされた脅威」に対する恐怖、どす黒く渦巻く思惑に恐怖を感じます。「戦争反対」はもちろんです。武力を前にして何ができるのか。ただただ一日も早くこの戦争が終わってほしいと(どのような形の決着になるかもかなり心配ですが)願うばかりで自分の無力さをいたたまれなく感じます。
福井県は求人倍率がかなり高い状態が続いています。サンエムの良いころはどこですかと尋ねられ、さてどう答えたものやらと。ものづくりの町工場。業務的には技術のサンエム、製作過程も生産技術も先端を行っている自信はあります。大ベテランの工場長はそのテクニックにおいて日本一の製作技術者だと思います。今、特に感じるのはその大先輩に追いつけ追い越せで一生懸命気持ちを張って頑張っている若い社員たちの頼もしさです。先陣を切って走る者もまだまだ修行中の者も色々ですが、それぞれが成長している姿をうれしく思います。明るいハリのある職場です。もちろん至らない部分もありますが小回りの利く伸びしろたっぷりの会社だと思っています。何より、ひとりひとりの命を、人生を、大切にしている会社です。
と、思っています。
本日仕事納めでした。大掃除もしました。新築して2年目、換気扇などはちょっとラクに作業できました。窓ふきロボット「ホボット」参上、ダニエル君と名付けて頑張ってもらいました。
忘年会は残念ながら諦めて、その分ではないですがお昼に近所のCOCO〇番屋さんからカレーのテイクアウト。30数セットが一つとして同じに重なるものがなく!お店は大変だったと思います。でも楽しきランチタイムとなりました。
昨年より売り上げ増が見込まれて一安心の年越しを迎えられます。年賀状、アップするつもりでしたが年明けに!
この1年、お世話になりました。皆々様に心からの感謝を込めて。
来年こそは健やかに過ごせますように祈っています。
お体にはお気をつけて。よいお年をお迎えください。
株式会社サンエム 社員一同
フロントサッシの製作・施工においてその特徴に、製作OK、START!がでてから製品を現場に収めるまでの納期が短い、ということが言えます。
設計事務所による出入口のデザインの細部(サッシの色とか種類とか)が最後まで決まらないこともあるのです。
それが決まってくれないと製作できませんし。
にもかかわらず建設中の建物の防犯の意味もあって出入口は早めに設置されなければなりません。
つまり製作期間が短い、ということになるいわけです。
例えば、朝に「コンビニで、車止めを乗り越えて車が店に突っ込んだ!直して!!!!」なんて連絡が入る時もあります。
現場へ直行して寸法を測り、必要な部材部品が倉庫にあればすぐに製作して夕方には現場で設置、そんなこともあります。
フロントサッシの特徴、短納期。
サンエムはそこにものすごく、とことん、こだわりを持っています。
そのためのノウハウもいっぱいと・・・それは企業秘密(笑)
、
サッシ、つまり出入り口のドアやウィンドウのアルミの枠部分はどんな色種があるか、
見たことはありますか?
30年ほど前は(私の年齢がバレる・・・)
シルバー色・ブロンズ色・ホワイト色、少しずれて遅れてブラック色。これが規定色。
例えば外装に凝ったブティックやレストラン、などでは特注でレッドやイェロー、ブルーなどは特注です。
現在はブロンズがなくなってSLC色やUC(アーバングレー)色、BKC(ダークブロンズ)色・・と時代とともに変わってきています。
実はサッシにもファッションのように流行色もあって、使われているサッシの色でその建物の建築された年代もわかったりします。
特注の塗装で木目調にもできますよ。
また、例えば一口にシルバーやらホワイトやらいっても、
サンエムで使わせていただいている三協アルミ製のホワイトと、YKK・AP製のホワイトと、微妙に「ホワイト」の色が違う。
違うのです。
なので年に1度の社員旅行で宿泊するホテルに到着したとたん、従業員たちがサッシの色やら施工をみて
どこのメーカーの製品かを確認するという、怪しい行動に出ます(笑)
塗装はもちろんペンキで上塗りなんてことではなく化学反応で電着します。
外気にさらされる場所ですから、腐食に強い、剥がれない、色むらの無い、美しく丈夫に頑固なアルミ製品となります。
そこが、オーダーメードの楽しいところ。
サンエムは年に1回社員旅行に行きます。
北は北海道から南は沖縄まで。国内は2泊3日。
数年に1度の海外旅行は3泊4日。台北とかサイパンとかも・・。
各地の観光地ももちろん訪ねますが、社員に人気なのは実は温泉での大宴会です。
飲めや歌えや叫べや(笑)
以前と違ってお酒を飲まない方も随分と増えてきましたが、皆ほとんど最後まで騒いでいます。
社員旅行の目的は、各地の文化や風習に触れる、日ごろどうしても社内での生活になってしまうので
もっと知らない世界を感じようという意味もあり。
そして、社員同士のコミュニティーを図っていこうということもあります。
サッシは総合作品です。
社内においても
現場の打ち合わせをする営業担当者から始まって、見積もり担当者、設計者、部材発注担当、
そして製作部、現場管理部、
さらに鍵屋さん、自動ドアのエンジン屋さん、押し棒(取っ手)などの金物屋さん、硝子屋さん・・
などなどなど。多くの手を借りて一つのドアが出来上がります。
その時にきちんと話ができること、打ち合わせができること。
そこがきっちりしていないと寸分違わぬ良い仕事はできません。
普段は自分の仕事で手一杯なもの同士だからこそ、
一緒に食べて飲んで観て遊ぶ、その時間はとても貴重なのです。
さあ、来年はどこに行こうか。。。
はじめまして。㈱サンエムのJKです。
サンエムはビル用フロントサッシの設計製作施工をしている会社です。
では、フロントサッシとはなんぞや。
街中に並ぶお店、コンビニ、ドラッグストアー、ショッピングセンター、あるいはホテル、病院に学校。
建物ならば必ずある、出入口。そして窓。
出入口は実はスーッととおり過ぎてしまってなかなか目に留めてもらえないかもしれませんが
一度、お店に入る前にその入口、ちょっと離れたところから眺めてみてください。
扉の形、デザイン、色合い、大きさ、使い勝手。建物全体の中でのバランス。
ショッピングセンターならお買い物の後は荷物が大きいから機能的に自動ドアが便利。
ブティックだったらちょっと押して入る扉の押し棒のデザインがおしゃれだったり。
前置きが長くなりましたが、出入口のサッシやショーウィンドウは一軒一軒デザインも大きさも違ってすべてオーダーメイド、手作りです。
サンエムはそのサッシを手掛けているものづくりの会社です。
フロントサッシとは①、お店の顔なんです。
でも、かっこいいだけじゃ済まないこともあって・・・
それはフロントサッシとは ②につづく(^^)
フロントサッシは建物の顔。
昨今、より美しく、スマートに、カッコよく、機能的に・・と、かつては四角いものと決まっていたサッシは
色も形も多様化してきました。
元請けから届く、姿図と呼ばれる設計図面でその色形寸法はわかりますが、受け取ったサッシ屋では次のステップ。
それをカタチにし、建物に取り付けられるようするべく、製作用図面を描きだします。
サッシの作図ノウハウは大学の建築系学部や専門学校でも授業はありませんから、入社してから先輩に教わり現場にもまれて勉強していくことになります。
気密性、つまり隙間風など入ってこないよう。
水密性、雨漏りなどもってのほか。
デザイン性、四角い窓はもちろん三角形もあれば丸い窓もある。
建物の壁に沿って、直線ではなく平面的に円型をなしている(平面R)大型サッシもあれば
上枠がカーブしている(立面R)連窓もあります。
サッシは枠に硝子が入って完成ですから四角柱で幅があり、内側には硝子溝があり、どんな形でも竪枠と横枠の接合部分の硝子溝がずれるわけにはいきません。
枠材の切断寸法は100分の1mmまで追求されます。
(なので社内では1.5mではなく1500mm、とミリ単位で会話します)
そして、どんな構造の建物か、木造か鉄筋コンクリートか、外壁は何か。新築か改修か、それによっても取り付け方が一つ一つ違ってくるのです。
海岸沿いの建物ならば塩害、温泉旅館なら硫黄による腐食。
幼稚園なら園児の届かない高さで鍵を付ける、などなど考慮するところはいっぱい・・・・
安心快適に過ごせるサッシでなければなりません。
その③に続く・・・